いろいろと、書くことは多いですが、さっと書ける時、まとまらない時も
ありで、苦労する時もあります。
でも、こんなうれしい感想メールが届くと、やってよかったと言う思いで
一杯になります。
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いつも 教えて茶道を有難うございます。
前回の花器のお話しも面白く、
父が茶道が好きで、いろいろと集めていましたので
蔵から出して見ていますと「うずくまる」がありました。
早速 庭で咲いている「わびすけ」をいけてみました。
まったくの素人ですので、なかなかいい格好には
いけられませんわ。
今回の初心者の心得は今の私にはぴったりです。
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旅行記もおもしろく読んでいます。タヒチの旅は、笑いあり、
汗あり、そしてロマンチックな感傷に胸キュンでした。
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書いた事柄が自分のものとして活用されたり、喜んで頂いたりしたら、
配信した甲斐があり、うれしさのてっぺんです。
ますます頑張りますので、よろしく。
と、言って、何をどう頑張っていいやら…
いつもの調子で始めましょう。
11月から炉の季節になります。
風炉は一年中できますが、炉は11月から4月までです。
私は、この季節が一番お茶らしいと思います。
前にも申し上げましたが、いわれを紹介いたします。
開炉
10月末か、11月始めの亥の日(いのひ、いのししのひ)に炉を開
きます。
この日は、火事がおこり難いという言い伝えからです。
犬のお産が軽いので、戌(いぬ)の日に腹帯をするのと同じです。
申(さる)の日は火がおこるので、最も嫌われます。
今年は11月7日が、亥の日です。
お茶の世界でのお正月のようなものですから、お餅をついて
いのこ餅やおぜんざいをお出ししたりもします。
準備する上で注意すべきことは、
竹の蓋置を使用するときは節が中ほどにある炉用を使用します。
柄杓も炉用で、柄の切止めが皮の方にあるものを使います。
風炉から炉へ変った初めの日は、ベテランの方でも、基本になる
お薄点前からお稽古いたします。
皆様も初心に返って、お励みください。
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