皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は5月23日〜30日まで、カナダを旅行して参りました。
今回はその旅行記で、お茶の説明はお休みさせていただきます。
<まあ、きいてーなーコーナー>
カナダ 7泊8日間の旅
ナイアガラ プリンスエドワード島 ロッキー
5月23日
女四人、添乗員なしの現地ガイドが頼りの旅の出発。
長い飛行時間、2回の食事、3本の映画
これがなんとかなれば、ドラえもんのどこでもドアがあれば、
開ければそこは現地と言うのは、いつの日でしょうか。
ともあれ、バングーバーに到着。
バングーバー在住の私の従姉妹がきてトロントへ乗り継ぎ3時間
待ちの間を利用して、高級住宅街をドライブしてくれました。
町は、やはりきれい、石楠花は大きく育ち、満開の花ざかり。
見上げる程のトチの木にも白い花、赤い花のものもありました。
どこでも、私の気になるのは花、はな、ハナ。
ドライブの後、トロントへ。
トロントでは、頼りの現地ガイドがお出迎え。
ワゴン車に乗って、2時間、ナイアガラへ向いました。
今日は食事付の日ナイフにフォークで、食べるのかと思いきや、
幕の内弁当、まあ長旅の後では、これの方が簡単ですし、さっそ
く部屋で食べました。
5月24日
ナイアガラ滝半日観光
2階建てバス、デッカー車がやってきてホテルを2軒ほど廻って
観光客を集めて、まずは、下流からの見学。
ウィールループ
川の流れが急に変わって、渦巻きがおこっている所。
鳴門の渦潮といい勝負です。
公園内にゴルフ場があり、園芸学校もあり花時計がありました。
園芸師は高級な仕事で、学校への入学も難しいそうです。
公園内では若い人が、草花の世話をしている姿が見られました。
同じ道をさかのぼって、上流へ。
その後、霧の乙女号に乗船して滝近くへ行きました。
カナダ滝:高さ56m 巾675m
アメリカ滝:高さ56m 巾320m
青色のカッパを着て、やはり近くまでくると、しぶきがかかる、
かかる、目も開けていられないほどにしぶきはきつく、時々は
船も揺れてそしてけっこう濡れました。
靴に波がかかって、ずぶぬれになった人もいました。
ほんの少しの乗船でしたが、まじかに滝が実感できました。
船を下りてから、建物の上からもアメリカ滝、カナダ滝、両方を
を眺めました。
見るからにすごいもので、巨大な滝、ナイアガラでした。
アメリカ滝の向こうはアメリカの都会、ビルや塔が見えました。
考えればこれもちょっと面白い景観ですね。
半日観光を終えてから、昼食はどうなっているか、ガイドに聞く
と自前だと言われ、ホテル前のピザ屋で、ベジタブルピザとコー
ヒですませました。
一応は自由行動日以外、食事付きで申し込みをしていましたが、
食事付きでもない日もあることを忘れ、予定表を見れば、昼食、
夕食と書いてあるので、全部付いているのもと私達は勘違いをし
ていましたので、びっくりです。
その後トロントへ行き、ハリファックスへ。そこから又37人
乗りの小さな飛行機に乗りかえてプリンスエドワード島のシャロ
ットタウンまで行きました。時計を3時間早めて、だから、どれ
くらい飛行機を乗っているかわからなくなってしまいました。
夕食は機内食も食べたし、外へ出るのも億劫になって、2日間、
11時過ぎにホテル着なので、機内の残ったパンやら、持参した
ケーキやお菓子を持ちよってすませました。貧しい1日でした。
5月25日
シャロットタウンの朝、いい天気に恵まれ、おいしい朝食の後、
散歩へ出かけました。すぐの所で、もう海が見え、散歩道が整備
され、メープルリーフの木は、小さい若葉が顔を出し、芝生はき
れいに刈込まれ、ジョギングする人、犬の散歩をする人に、グッ
ドモーニングの挨拶をする、笑って挨拶したくなる、そんな気持
に自然になる、気持ちを落ちつかせるには最高の場所でした。
今日は「赤毛のアン」の故郷をたずねる日です。
又もや、2軒ほど、ホテルを廻り、全部で9人のツアーでした。
ここ、プリンスエドワード島は、四国の愛媛県ほどと同じ面積。
ジャガイモ生産高が30%もあるそうで、牧草地以外土の見えて
いる所はこれから植える畑だそうでした。
ここからキャベルデイッシュまで1時間30分、ガイドの説明を
聞きながら、まずは「赤毛のアン」の作者ルーシーモードモンゴ
メリーの墓、祖父母の家の郵便局へ、ここでアンの特別消印が付
くというので、私の友人にもアンのファンがいるので絵葉書を急
いで書きました。
トロントからの機内で隣の席の夫人はアンの熱烈なファンで人形
を買うのも楽しみだと言っていました。
その辺りは変哲もない田舎なのですが、やはり、それも情緒があ
るものです。
アンのモデルになった家は従兄弟の家で、訪問客が多くなり、町
に寄付して、グリーンゲイブルズハウスとして一般公開されるよ
うになりました。
家の側には、恋人の小径、オバケの森、そこを歩けば、そして、
アンが名付けた銀の森屋敷の叔父さん家は、グリーンスゲーブル
博物館になって、モンゴメリーが結婚した時の衣装が飾られてい
て、そこで結婚式もあげられるそうです。
輝く湖を見れば、私達も、立派にアンになりきっていました。
時を忘れさせる、おとぎの国でした。
昼食はとれたてのロブスターを、はさみを使って食べました。
海老なのに、カニのような味でした、魚貝類好きな私には満足な
食事でした。
観光後は、シャロットタウンの町を散策しました。
ステンドグラスが素晴らしい教会があると聞き、行けば閉館時間
5時を回っていました。
なんとかならないと、正面玄関前にいると、足の悪い夫人が話し
かけました。
もしかしたら、横から入れるかもと言い、私達は彼女についてい
きました。彼女の娘はフィギヤスケターで日本に行ったことがあ
ると言ってました。
残念ながら、教会内には入れませんでしたが、足が悪いのに親切
にしてもらった行為が、私達にはうれしいことでした。
勿論、アンのグッズを売っている店に入り、人形を買いました。
ホテルでの夕食、皿一杯にのせられたフライポテト、タラのバタ
ー焼き、ボイル人参など食べ切れません。「美味しかったでも、
お腹一杯」と断って、向こうも心得たもので、「ジョギングの必
要がありますね」なんて。
昨日と比べ今日は、まともな食事が出来ました。
5月26日
今日は移動日、朝から晩まで、カナダの東の端から西まで大移動
です。プリンスエドワード島からカルガリー、バンフへと。
又、時計を今度は遅らせ遅らせ、カルガリ空港に着き、現地ガイ
ドに逢って車で2時間、平原の中を走りました。
雪をかぶった山々が見えれば、そこはロッキーの麓、バンフの町。
やれやれホテルに着いてから、ミールクーポンが使える店を選ん
で、アルバーター州で有名なアルバーター牛を食べようと、でも
和食の店を選びました。
バンフの町には、日本人観光客があふれ、店員も日本人が多く、
日本のようでした。
肉は少しは堅いでしたが、美味しく頂いて、店を出ても、9時過
ぎまでは暗くならず、ぶらぶらと土産を物色しながら、ホテルへ
帰りました。
5月27日
今日はロッキー観光
ガイドの数ある山の名前や由来やらの説明を聞きながら、ガイド
は「山の名前を覚えてくださいね。ロッキーの山々とか言わない
で、最悪はカナダの山ってひとまとめです。」
とはいえ、そうなってしまうのも無理はありませんよ。
彼女達は毎日見ているから、時間的にここへくれば、右はあの山
、左はこの山と見なくてもわかるでしょうが、私達は方向が違え
ば山の形も変って見えるし、写真に撮っていても、覚えがないと
かになってしまい、アルバムになんて書こうかなんて、しょっち
ゅう考え込んでいます。
氷河も、クロウフット氷河、氷河の先端が枝分かれして鳥の足跡
のように見える、ホワイトバード氷河は白い鳥が羽を広げている
ように見える。なるほどそう見える。
辺りの針葉樹の森の木は、ロッジポールパインと言って、インデ
アンが家をたてるのに使った木。
細くて、下は枝葉が出ず、柱にちょうどいい木でした。
アサバスカ氷河に、スノーコーチと言う雪上車に乗りかえって行
きました。でっかい車をかわいい女性が運転していました。
永久氷河の上、クレバスに落ちないようにあちらへ行き、こちら
へと後ろのコロンビア氷河をバックに写真を撮るのに必死、青い
神秘的な色と圧倒的な迫力に驚かせれました。
レイクルイーズは、光り輝く氷河をバックに湖面はエメラルド色
、今は半分ほど氷に被われていました。
天候に恵まれ、寒くも暑くもなく、美しい風景にいつまでも湖面
を見ていたい気持ちになりました。
観光を終えて、今夜の夕食は、ロブスターと牛肉、やはり食べ切
れないほどの量でした。
でも、ロブスターはしっかりと食べました。今夜は日本人のいな
いお店で。
5月28日
今日は自由行動日
タクシーを呼んで、サルファーマウンテンへ行き、ゴンドラに乗
りました。
山頂2330mを一気に上れば、大パンノラマのロッキーの山々
とのんびり広がるかわいいバンフの町が一望できました。
今日もお天気で、気分は絶好調、サンドウィッチと、ホットチョ
コレートの昼食を山々を見ながらすませました。
ゴンドラを降りて、又タクシーを呼んで、今度はボウ滝へ、高さ
はありませんが流れが逆巻くのを、横目で見て、緑あふれる林の
小道、バンフの街の端の橋までゆっくりと歩きました。
お城のようなバンフスプリングホテルが見える地点では、やはり
記念撮影を忘れませんでした。
時間にせかされず、リラックスできて、都会で疲れた気分を休め
るには、いいところでした。
精神がリフレッシュされるのがよくわかりました。
明日は帰国、お金は使いきってと、夕食代金だけは残してとお土
産を見て回りました。
その途中で、ヤキメシや、白御飯に炒め野菜のファーストフード
店を見つけ、そこですませました。10ドルでおつりがきたくら
い安くておいしかったです。
ツアーだったら100ドルかかるところが、10ドルほど夕食も
安く上げたので、お金持ちだ、お土産買おうと、手の上にお金を
のせて、買える物を捜していました。
そんな事も面白い思い出の一つになりました。
カナダは今回で4回目ですが、水道水が飲める、安心して町が歩
ける、これらを気にせず旅行できる事は、すばらしいことで、
又、行きたい気分になる国、カナダでした。
今回はドチもしなかったし、馬鹿騒ぎもなかったので、面白みに
欠けたようですが、最後までお読み頂いてありがとうございました。
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