浴衣の柄あわせ

おかげさまで、浴衣の手縫い仕立てが7月下旬までいっぱいとなりました。

浴衣の仕立てを和裁士3名でやりくりしておりますが、6月初めあたりから徐々に埋まってきて、今日の時点で7月中上がり分が、ほぼほぼ埋まってしまいました。

今後は、まだまだ余裕がある、ミシン併用のハイテク仕立て(仕立て期間25日)のお仕立てのみとなります。

ところで、浴衣の裁ち合わせは、私が担当しております。和裁士の仕立てにかかる時間の短縮もありますが、お客様の雰囲気がいちばん掴めている自分が合わせたいといったこだわりもあり、お客様の着用をイメージしながら行なっておりますが、長さにあまり余裕の無い浴衣ですので、取り回しに時間が掛かることもしばしば、小柄な物は柄の配置で動かしても然程用尺を取られませんが、大きな柄となると大きく動かすことになるので、反物の限界の長さいっぱいを駆使して配置することになります。

逆から取ってみたり、袖を先に取ってみたりと、パズルを解く様に悩ませられますが、それぞれのパーツが合わさって、お客様のイメージと合致した時は、思わずドヤ顔で嬉しくなります。

今年もそろそろ浴衣の柄合わせも終わりに近づいて来たようです



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